イベントレポート

ホーム > イベントレポート(2008年度) > 中東・アジア災害に備えた看護コーディネーター育成研修

中東・アジア災害に備えた看護コーディネーター育成研修

 2008年8月29日本学にて、中国、ソロモン諸島の災害看護師の方々に南裕子学長が“災害への備え、対応、復興”について講義を行いました。

―看護師は、日本、世界の貴重なライフライン―

 この度、JICA兵庫と兵庫県立大学地域ケア開発研究所主催による「中東・アジア災害に備えた看護コーディネーター育成研修」が本学看護学部で行われました。中国からのリ 二ンさんとチャン ホングさんの2名とソロモン諸島からエディス・テレナ・ファネガさんとクリスタリー・オルシア・ヒロトさんの2名が来日され南学長から講義を受けました。
 中国からの研修員の方は、今年5月の中国・四川大地震時に看護支援を行い、ソロモン諸島からの研修員の方は、2007年2月の地震・津波災害での看護支援を経験しました。
 南学長の講義は、「最前線の看護師たち:災害への備え、対応、復興」というテーマで、阪神・淡路大震災の経験や世界のさまざまな地域で起こった災害調査研究などに基づいて、災害への備えから災害時そして中・長期にわたった看護支援の具体的な内容、災害時の倫理や規制、法律の問題などについて日本はもとより、世界的な見地から講義されました。研修員は、南学長の講義を熱心に聞き、阪神・淡路大震災での経験から災害看護として蓄積されたさまざまな事例に学び、中・長期的な災害支援に向けて今回の講義内容を生かしていきたいと抱負を語りました。
 この講義は、本学の学生と教職員、兵庫県立大学の大学院生(災害看護学)にも公開しました。南学長の講義の後、茶話会を行って研修員との交流・質問の時間をもち最後は、各看護領域実習室を案内し、最新の看護、医療機器や臨床や地域の臨場感のある実習室を見学して感動されていました。
  自国での災害(支援)を経験した海外の看護師と直接交流ができ、私たちにとって世界の災害看護について学ぶ貴重な機会となりました。

テーマ:「最前線の看護師たち:災害への備え、対応、復興」


▲ 研修の様子。